WEB制作における大きなルールのひとつ、Web標準

アクセシビリティやSEO上の効果から、Web制作のトレンドになったWeb標準。今後のWeb制作は、Web標準がベースになっていくことでしょう。Web制作の必須キーワード、「Web標準」とは、いったいどんなものか、まずはその概要を見ていくことにしましょう。

私達が暮らしの中で扱っているほとんどの製品には、標準規格が存在します。普段あまり意識することはありませんが、たとえば海外で日本の電化製品を使いたいとき、コンセントの形状が気になるところです。場合によっては、その国にあった電源プラグや電圧変換器が必要になることも。そう、仕様が同じでなかったらとっても面倒なことになってしまいます。

皆さんが興味を抱いている「Web標準」とは、Webの世界の標準規格のことです。Webで利用される技術が統一されていないと、コンセントの例のようにユーザーの利便性を制限してしまう可能性が出てきます。あらゆる環境でアクセス可能なWebを実現するために、Web標準が注目されるようになったわけです。
(翔泳社「Web標準サイトの作り方」より)

この本は昔読んだのですが、いつ読んでも色褪せることはありません。が、Web標準とSEO(とりわけYahoo!)はあまり関係ないようです。現にYahoo!JAPANはWeb標準に則った制作がされていません。あくまで「Webにおける規格」であって「こうしましょう」というノリでいいと思います。

先ほども申しましたが、このあたりはSEOとは切り離して考えるべきでして、WEBデザイナーの方はマスターしておく項目でしょう。ホームページ制作会社でいまどき「テーブルレイアウト」で作成しているのは、少し時代遅れな感じです。一般の方も知識だけは入ってきているので、「それってXHTML+CSSですか?」なんてことを聞かれ兼ねません。もはやWEB制作では必須事項と言ってもいいでしょう。

ただ、クローラビリティを考えた際には無視できない要因でして、そう考えると立派なSEO対策かもしれません。間違ってはいけないのは、その記述にすることで検索ランクが上昇するというわけではないのです。多くの方がそれを期待してコーティングを行うわけですが、アプローチの仕方は間違っているといえましょう。